パソコンTIPS

ファイルとフォルダの違い

パソコンで作業をしていると、様々な単語が出てきますよね。

そして、その単語は日常用語と異なるものも出てきます。

パソコンを触り始めた当初、なんだか紛らわしいな、、と思ったものがあります。

それは、「ファイル」「フォルダ」についてです!

日常用語で今回の二つを比べると、用途は二つとも同じで「資料等の紙類を入れるもの」です。

それが先入観になってしまった場合、今回の二つの表し方がごっちゃごちゃになっちゃいます。。

それを今回でスッキリさせちゃいましょう!

「ファイル」と「フォルダ」の役割

ではこの二つの違いを分かりやすくするために、「ファイル=紙」「フォルダ=箱」としましょう。

WordやExcelといった紙に、文章やデータなどを記入します。

そして保存をすると、WordファイルExcelファイルといったデータの””が精製されます。

それらの紙が1枚、2枚、、と増えた場合、そのままにしておくとデスクトップにはその紙が散乱してしまいます。

そして、どこに何があるのかがわからない・・・なんてことが起こりそうです。

▲ ごちゃごちゃなデスクトップ例 ▲

そこで整理整頓をするために、それらを分類別にまとめる””である、「フォルダ」の登場です。

フォルダを作成すると、紙を入れるための箱がデスクトップ上に現れます。

その箱には、名前を付けることができます。

区別化するために、それぞれ違う名前にしましょう。

すると、フォルダの箱の中にファイルの紙データが入るので、こんなにスッキリになります。

▲ フォルダー分けされたデスクトップ例 ▲

更にわかりやすい説明をします。

紙の中に紙を入れることができないのと同じように、ファイルの中にファイルは入れることはできません。

しかし、箱の中には紙を入れることができるのはもちろん、箱も入れることができます。

その考えと同様に、フォルダという箱の中には、ファイル(紙)もフォルダ(箱)も入れることができるというわけです。

どうです?これでスッキリしましたか?

これで曖昧さはもう無くなりましたね!

ちなみに豆知識ですが、「フォルダ」は別の言い方で、「ディレクトリ」なんて言い方もします。

「フォルダ」と 言うような言い方をするのはWindows、Mac系で使用する言語で、「ディレクトリ」と言うような言い方をするのはUnix、Linux系で使用する言語だそうです。

ただ用途は同じなので、一般的な「フォルダ」といっても何も問題は無いです!

以上、ファイルとフォルダの違いでした!

ショートカットキーを使おう [2]

「ショートカット」を使ってラクしよう!【文字入力編】

パソコンの操作は得意ですか?
何となく使えてるけど、なんだかいつまでたっても抵抗がある。
そんな方に知ってもらいたい情報を不定期にお届けしたいと思いました。

さて、今回のテーマは「ショートカット」を使ってラクしよう!【文字入力編】です。

こんな時こそ「ショートカット」

Windowsパソコンを使われている多くの方は日本語でローマ字入力をされているかと思います。

いつものようにパソコンを起動して、さて今日はエクセルで報告書でも作ろうかとしたある日。

「報告書」と入力したつもりなのに「くらなのらのなとくら」とキーボードが返して来た。

???

気を取り直して「英文字」に切り替えてみて「Report」なんて気取ってみても、

内容全てを英語で仕上げるなんてムリな話で、続きを「日本語」に切り替えて

「といみまにかなみらのちにきにしい....」

(senjituno kaigi de...) とタイプしたはずなのに、魔法の呪文が続くばかり。

 

パニックになって、弊社にヘルプの電話を!と慌てた事のある方はいらっしゃいませんか?

今回は肩こりじゃなくて、#頭痛した~とか#血圧上がった~とかの症状に効くかもしれない情報です。

 

あなたのキーボードは、魔法によって呪文しか打てなくなったのではなく、

「かな入力」が使えるように設定されていたのです。

「かな入力」とは、キーボードトップに書かれた平仮名をそのまま打てる入力状態を指します。

 

実は、普段windowsで日本語を入力するとき「MS-IME」というソフトウェアを利用しています。

そのソフトの設定が、何かの拍子で変更された事が原因です。

 

つまりその原因は、誰かが設定変更のいたずらしたのかもしれないし、

普段「かな入力」をしている上司があなたのパソコンを一時的に借用した時に行った設定変更を

元に戻さなかったのかもしれません。

 

 

 

でも、もしかしたら、ご自分で設定したのかもしれませんよ。「ショートカット」キーを使って。

「ショートカット」で変更しよう!

大分前置きが長くなりましたが、「かな入力」と「ローマ字入力」の切り替えは、「ショートカット」で

簡単に変更できます。

今回使うのは「Alt」キーです。「オルト」キーと呼んでいます。

英語では、Alternate key(代用という意味です)。

またもや左手を使って「オルトキー」を押さえてください。
このキー、どこにあるかご存知ですか?

図では赤く色付けしましたが、「Alt」と書かれた左下にあるキーが「オルトキー」です。

利用されているキーボードの種類にもより配置が違う場合もありますが、大抵は最下段の左隅から3番目辺りに存在します。
右側にある「Alt」キーも、同じ機能を持っています。

普段このキーは連打しても、押し続けても何も起こりません。
修飾キーとも呼ばれるように、他のキーと組み合わせて使うためのものです。
組み合わせるためには、まず先に押さえて、押し続けたままで別のキーを叩いて、その瞬間に両方の指をキーから離す。という操作になります。
慣れれば瞬間に無意識でできますが、タイミングがつかめるまでは、ゆっくりと左手の指で先に「オルトキー」を押さえてから、右手の指で任意のキーを軽く叩いたら両方の指を同時に離す…を意識してやってみるとよいでしょう。

では、実際にショートカットキーを使って「文字入力モード」の切り替えをしてみましょう。

パソコンの状態は、普通に文字入力の状態が確認できるように「メモ帳」などを

開いておきます。

【オルト + "ひらがな" で入力モード切替】

①左手の指で「オルトキー」を先に押さえつけたまま、

②右手の指で「ひらがなをポチッと1回だけ押してみてください。

ポチっとできたら両手を離して大丈夫です。

 

では、キーボードから「A」を探してメモ帳に入力しましょう。「あ」と出れば「ローマ字入力」モードです。

「ち」と入力された時は「かな入力」モードです。

 

同様の操作をもう一度行えば、モードが逆に切り替わるはずです。

さあ、今回のよくあるトラブルは簡単に解決しました。

 

それと同時に気づくかもしれません。犯人は、自分だったかもしれない事に...

最近コントロールキーを使ったショートカットキーを駆使してる自分。

でも何かの拍子にコントロールキーをオルトキーと間違えて左手で押さえて、

その瞬間右手では、句読点などを打ったつもりが、その下にあるキーを間違えて押した...?

 

先ほどは「左側のAltキー」を使って動作を丁寧に解説しましたが、「右側のAltキー」も同じ機能が備わっています。

しかも「ひらがなキー」はそのスグ右隣にあります。試しに二つのキーを右手の親指で

同時に押してみたら----! もうおわかりですね?

 

日本語の入力モードは、ショートカットで簡単に切り替わる!という事を覚えておけば

次の魔法の呪文が並んだ時には、血圧上げなくて済みますよ。

右手の親指でふたつ同時押し☆です。

 

※一本指打法の場合、Altキーのある右側からひらがなキーのある左側に指を転がす感じで押すのがコツ

マウスを使った日本語入力の環境設定

もし、キーの操作をしても思ったような結果にならない、操作の前後の違いがわからない、という時は、キーボードの操作は諦めてマウスで環境設定を見直しましょう。

※キー操作は、お使いの環境によって動作が大きく違う場合があります。

※ソフトウェア的に、別のキーが割り当てられていたり、そもそも該当するキーが見つからないなど物理的な違いによって、予想通りの設定に変更できない場合もあるでしょうその場合は、マウス操作で行います。

 

Windows10では、キーボードは使わずに、同じ設定変更ができる方法が3つありますので、

ショートカットを使った設定変更が上手くいかなかった場合は、こちらも試してみましょう。

①IMEツールバーを使う

初期設定のとおりであれば、モニター画面の最下部にツールバーが表示され、小さなツールアイコンが並んでいます。

日本語モードと英語モードを利用している時に「あ」「A」と表示が切り替わる小さなボタンが「MS-IME」の設定ボタンです。

右クリックして、開いたメニューから「ローマ字入力/かな入力」を選んで、設定を変更できます。

MS-IMEメニュー

②プロパティ画面を使う

①で解説した「IMEツールバー」を右クリックして、開いたメニューから「プロパティ」(①で利用したメニュー項目の一段上にあります)を選択し「詳細」ボタンを押します。

「Microsoft IME の詳細設定」画面が開きます。

【"全般" --- "入力設定" --- ローマ字入力/かな入力】

「全般」タブの「入力設定」の最初の項目にプルダウンメニューが表示されています。

「ローマ字入力」「かな入力」お好みの設定を選択したら「OK」ボタンを押します。

③Windowsの設定

スタートボタンを押して「歯車」マーク:「設定」を開きます。

 

 

「時刻と言語」→

「言語」「日本語」「オプション」→

「Microsoft IME」「オプション」

「ハードウェアキーボード」 「かな入力を使用する」で

「On/Off」いずれかを選択する事で同様の設定となります。

頭痛もスッキリ!?

 

やっぱり、ショートカットキー使った方が早くてラクでしょ!

ほかにもとても便利なショートカットが用意されていますので、よく使うものから順番に覚えてしまうと、作業効率が大幅にアップできるでしょう。
マウスで何枚もの画面を開いて、ようやく完了する設定を指1本でほんの1秒もかからずに完了することができる魔法のような操作方法をご紹介しました。

 

めでたしめでたし。


Alt+ 「F4」

「F4」という上の方に並んだファンクションキーを組み合わせます。

現在使っているアプリケーションを即座に終了する事ができます。


Alt + 「Tab」

「Tab」キーは左側の上の方にあります。

パソコン操作は、色々なアプリケーションやウィンドウを同時に開いて、それを切り替えながら行う事が多いです。

「ブラウザ」を開いてそれを見ながら「メール」を書き、書いてる途中で「エクセル」の表を参照し...

なんて時に、左手でさりげなく画面を切り替える事ができます。


Alt + 「矢印」

「ブラウザ」等を閲覧している時に使えます。

「←」キーで、前に見た画面に戻り、「→」キーで、最近見た画面に戻ります。

ページをパラパラめくる感覚で画面を切り替えられます。

今回のテーマは「ショートカットキー」第二弾でした。

どちらかというとキーボードのタイピングが苦手な、太い立派な指をお持ちのお父さんにお勧めの「必殺技」をご紹介しました、
2つのキーを同時に押して超省エネ打法!

のんびりと回りくどく説明しましたが、一度分かってしまえば、それからはスイスイとお仕事が捗るはずです。

今回使った「Alt」キーは、「代用」を意味するとおり、エクセルなどのアプリケーションでは、操作メニューに対して「代用」できる便利なショートカットキーが沢山割り当てられています。

よく使う機能をキーボードから呼び出せると、作業効率は大幅アップしますので、いろいろお試しください。

ショートカットキーを使おう [1]

ショートカットキーいろいろ

「ショートカット」を使ってラクしよう!

パソコンの操作は得意ですか?
何となく使えてるけど、なんだかいつまでたっても抵抗がある。
そんな方に知ってもらいたい情報を不定期にお届けしたいと思いました。

さて、今回のテーマは「ショートカット」を使ってラクしよう!です。

ショートカットキーいろいろ

こんな時こそ「ショートカット」

ラッキーな事に、仕事で使うメールがすらすら打てるようになった私たちの両手。
では、どのように働いているか気にしたことはあるでしょうか?

マウス握ってメールアプリを開き、
新着メールをクリックして、
目を通したメールに「返信ボタン」を押して、
それからキーボードで文字を打って、
マウス使って「添付資料」を追加したり、
ワードのドキュメントから文章を引用したり、
またキーボードに向かって文字を打ち…
など右手は繰り返してマウスとキーボードを行ったり来たり。

 

気が付くと結構肩凝ってますよね?

 

 

そのマウス操作を少しだけ減らす方法が「ショートカット」キーの活用です。

「ショートカット」を使ってみよう!

パソコンの便利さは何かと言えば、「コピー&ペーストが瞬時にできる事」なんじゃないかと思わない日はありません。
だって、日々のパソコン操作で、この操作をしなかった日って、どのくらい記憶にありますか?

再利用したい文字列をマウスで選択して、プルダウンメニュー「編集」から「コピー」を選んで使いたい場所を一度クリックして、プルダウンメニュー「編集」から「貼り付け」を選ぶ。
という操作はマウスですべて行えますが、その間に左手は、キーボードの上で遊んでないでしょうか?

その遊んでる左手を使って「コントロールキー」を押さえてください。
このキー、どこにあるかご存知ですか?

(なーんだ、ってすぐ思った方は、次の記事へお進みください。)

図では緑に色付けしましたが、「Ctrl」と書かれた左下のキーが「コントロールキー」です。

利用されているキーボードの種類にもよりますが、大抵は左下の隅に (場合により右下の隅にも!) 存在します。
(右下のキーも、同じ機能を持っていますが、今回の操作では使いませんので、場所だけ覚えておきましょう。)

普段このキーは連打しても、押し続けても何も起こりません。
修飾キーとも呼ばれるように、他のキーと組み合わせて使うためのものです。
組み合わせるためには、まず先に押さえて、押し続けたままで別のキーを叩いて、その瞬間に両方の指をキーから離す。という操作になります。
慣れれば瞬間に無意識でできますが、タイミングがつかめるまでは、ゆっくりと小指が先で、人差し指を押したら両方の指を同時に離す…を意識してやってみるとよいでしょう。

では、実際にショートカットキーを使って「コピー」する事から始めてみます。

例えばこの記事の「ショートカット」という単語が気になった時。さあ、このカタカナの塊をマウスで選択して、検索してみましょうか。
マウスで操作する場所は、このページの上方にある、タイトル文字「オレンジ丸枠で囲んだ【A】の部分」を使いましょう。

【コントロール + "C" でコピー】

左手の小指で「コントロールキー」を先に押さえつけたまま、人差し指で「C」をポチッと1回だけ押してみてください。
ポチっとできたら小指も離して大丈夫です。すぐに次の「貼り付け」のためのショートカットを行うために押しっぱなしでも、問題ありません。
※手元を見ないで操作する時は、この小指、押さえ続けないまでも、位置だけは動かさない方がミスタッチが減るというメリットがあります。

目には見えなくても、これでパソコンの中のとある場所にカタカナ7文字が記憶されました。

次に、「貼り付け」してこの単語を検索してみましょう。

マウスで選択する場所は「【B】の部分」。検索窓の中「Search this site」と書かれた黒塗り枠の中でカチッと押します。点滅したグレーの縦棒カーソルが見えたら準備OKです。

【コントロール + "V" で貼り付け】

左手の小指で「コントロールキー」を先に押さえて、人差し指で「V」をポチっとします。
※「V」は、先ほど使った「C」の右隣にあります。

先ほどのカタカナ7文字が検索窓に瞬時に「貼り付け」られたかと思います。
このまま隣の「GO」ボタン「【C】の部分」をマウスクリックすれば検索ができます。

たぶん、この記事しか検索されないと思うので、yahoo! やgoogleなどの検索サイトを別窓で開いてから、もう一度検索窓に「貼り付け」してみましょうか。
この場合は、パソコンに文字の記憶が残っているので、もう一度「コピー」する必要はありません。
検索結果の「ショートカット」ヘアの美女画像を楽しんでみるもよし、キーボード「ショートカット」についてもっと深く調べてみるのもよしです。

肩こりがラクになった!?

さて、ショートカットの操作を左手でしている間、右手の動作はずっとマウスの上のまま、カーソルの位置を大きく動かす必要もなく、図解のとおりA->B->Cと横移動させてマウスボタンを使うだけなので、少しだけラクにできたかと思います。

左手は、説明図の中では「四角枠で囲んだ」2回の操作をしました。
右手と左手で役割分担しているので、慣れてくれば、画面を見たまま手探りでも作業できます。
目線を画面から手元へと大きく上下に動かさなくても操作できるようになるんですね。

 

ほら、肩こりがラクになった!

ほかにもとても便利なショートカットが用意されていますので、よく使うものから順番に覚えてしまうと、作業効率が大幅にアップできるでしょう。
一連の操作は、10秒かかる仕事が1~2秒に短縮される、と分析したビジネス記事もありました。

 

めでたしめでたし。


Ctrl + 「X」

「C」の左隣りの「X」もついでに覚えておきましょう。

これは「切り取り」です。「コピー」は元のデータが残りますが、「切り取り」は元のデータは残らず「貼り付け」た先へ移動する事になります。

ちなみにこの「X」は「ハサミ」のマークと言われています。覚えやすいですね。

左手の「中指」で使うクセをつけると、いちいち手元を見なくても操作できるようになります。


Ctrl + 「C」

「コピー」は「Copy」の頭文字「C」を使います。

場所も「コントロールキー」から自然な形で指を置いたときに「人差し指」が届く場所です。

ひとまず、これだけでも覚えてしまいましょう。


Ctrl + 「V」

「貼り付け」は「V」のキーを使います。

人によっては、紙を留める「ホチキス」の形と説明する場合もあるようです。

「貼り付け」の訳語が一般的になる前は、英語読みで「ペースト(Paste)」と呼んでいました。

だから「コピー&ペースト」が「コピペする」という日本語に進化。

個人的には、ペーストが訛って 「べースト(Vaste)」の「V」なんだとばっかり思ってました。

今回のテーマは、パソコン教室などで、大昔に聞いたかも…な遠い記憶がある方も多いかもしれない「ショートカットキー」に焦点を当ててみました。

パソコン初心者あるある「とにかくマウスを移動させてボタンを押してやっとクリックできた」とか「どのキーを打てばその文字が出るのか、など必死に格闘した結果ようやく日本語が並んだ」なんていう状況では、覚えきれなかったあんな事や、使いきれずに忘れてしまっているこんな事などを、余裕で掘り起こしていっていただければと思い、回りくどく、この記事にまとめてみました。お役に立てれば幸いです。